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個人も一定の金額で時期を何回かに分散してBRICs投資すれば、相場が高いときには少量の、低いときには大量の株式を買え、平均購入単価を抑えられます。
BRICs・新興国投資では、そんな時間分散も有効かも知れません。
BRICs新興国市場は、株価の変動率が大きいのも特徴です。
投信評価会社モーニングスターによると、相場の触れ幅の大きさを示す指標である「標準偏差」は、日本株型投信の平均で年率23%。一方、BRICsのインド株型は約35%、東欧、ロシア株型だと約48%です。この指数が高いほど、急騰・急落の可能性がともに大きいのです。
特定の国への投資に確信が持てなければ、リスク軽減のため1国型ではなく分散投資型を選ぶ選択肢もあります。例えば、BRICs各国に分散投資する型なら標準偏差は27%です。
「BRICs・新興国の投信は5〜10年を視野に保有してほしい」とHSBC投信では言います。
BRICs・新興国市場では短期では変動が大きくても、長期では上昇傾向があるからです。
例えばブラジルも2004年に数ヶ月、株価が下落しましたが、5年間では大幅に上昇しています。
長期一辺とうも危険な面もあります。1997年のアジア危機後、為替相場も急落、アジア諸国の市場は数年にわたり低迷を続けました。
新興国市場の経済基盤は、当時に比べ大きく改善したとされるが、何かのきっかけで暴落する可能性もまったくないわけではありません。
BRICs・新興国株投信は、一般に、信託報酬が2%前後。1.5%程度の日本株と比べると高めです。
BRICs・新興国株投信の運用成績がふるわないまま、長期で資金を置いておけば、その分、信託報酬のコストもかさみます。
長期的な混乱が予想される場合は機敏に対応し、新興国株投信を手放す決断も必要です。
リターンもリスクも大きいのが新興国市場。アライアンス・バーンスタインでは、投資家に、そうした状況を丁寧に説明しようと、新興国投信を販売する際、「資産のうち、BRICs・新興国株での運用は10〜15%程度までが適当」と呼びかけています。
BRICs・新興国株投信だけでなく債権や先進国の株式など、
値動きの異なる商品と組み合わせた資産配分も必要です。
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