スポンサードリンク
変額年金は投資型年金とも呼ばれ、運用成績によって将来の受取額が変動するのが特徴です。
しかし、銀行での売れ筋は、受取額に最低保障特約が付いているタイプです。運用が好調なら受取額が増えるとして一見、安全性と収益性を兼ね備えているかのようです。
保険料を一時払いし、自ら選んだ投資信託で運用。10-20年間据え置きます。最終的に保障水準(例えば一時払い保険料の110%)を下回れば、その差額が補填されます。反対に上回れば、その分、年金受取額が増えます。
知っておきたいのは、そもそも最低保障は契約者が「保障料」を負担することでなりたっていることです。
保険会社が受け取る手数料などとあわせ、年2〜2.5%前後の保険・運用費用が運用資産から差し引かれ続けるため、運用が好調なときでも、契約者は大きな恩恵を受けにくい構造になっています。契約時に数%の手数料をとる商品もあります。
それでも、もし運用が極めてうまくいけば、保障水準を大幅に上回るだけの年金を受け取れますが、実際は「その可能性は低い」と各付投資情報センターの保険アナリストは指摘します。
もし、保証料で賄えないほど損失が膨らんだ場合、保険会社が穴埋めずることになっ ており、ぞれを避けるには運用リスクを制限する必要があります。
このため契約者が選べる 投資信託は、株式の組み入れ比率を3−4割に抑えるなど、高利回りを期待できないものに限られます。
「確定利付きの定期預金や定額年金に近い」(保険会社)のが実態といえます。
ちなみに保障されるのは、あくまで据え置き期間の終了時です。途中で解約すれば、その時期に応じて、1〜8%ほどのペナルティが課せられるため、元本割れすることも十分ありえます。
(図は日経新聞より抜粋)
|