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残高5兆円の投信「グロー バル・ソブリン・オープン」 (通称グロゾブ)が代表する ように、ここ数年急増してき たのが、毎月や隔月など分配金を頻繁に払うタイプめ商品です。
投信に限らず最近は、外債や預金などにも広がっています。「分配金により運用の成果を実感できる」というのが主な購入理由です。
しかし、分配金は出せば出すほど、不利なことは意外に知 られていません。そもそも分配金は運用資産から払われるので、その分、運用に回す金が
減り、結果として複利効果が 薄れてしまうのです。
分配金か らは税金が源泉徴収される点でも、一般に分配しない場合よりも不利といえます。
グロソブを例に、毎月分配によるマイナス効果を試算したのが下のグラフです。下側の折れ 線は、現在の基準価格をベースに、購入時期ごとの運用利回りを示しています。
例えば、2000年1月に買った人は、年平均7.5%で運用できていることを意味します。
一方、上の折れ線は、もし分配金をいっさい払わず、その分を運用に回していたと仮定した場合の運用利回りです。年9.8%と、実際の利回りよりも2.3%高い計算になります。
もう一つ注意したいのは、こうしたタイプの商品は、一定額の分配金を定期的に出すことを重視するあまり、運用成績が悪いときでも高い分配金を続けるケースが少なくないことです。
単に投資元本が取り崩されている場合もあるので、「毎月分配=運用成果」と思い込むのは禁物です。
(図は日経新聞より抜粋)
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