証券日刊新聞 3月31日
3月31日(月曜日)の証券日刊新聞です。(10時18分更新)-
一休が4日ぶりに反発、高級宿泊よやくサイトで急成長と取り上げられる
一休<2450>(東1)が、4000円高の6万9300円と4日ぶりに反発している。日経ヴェリタス第3号で高級宿泊よやくサイトで急成長として同社が取り上げられたことを好感しているようだ。ゴージャス一休の倹約経営は、グーグルやヤフー<4689>(東1)をしのぐ利益率と指摘している。株価は、2月13日につけた昨年来安値5万8900円、3月18日安値6万800円と二番底形成で底打ち感が出ている。2月28日の高値7万3000円抜けから一段高へ向かうか注目されよう。
エルピーダメモリは続伸も、そろそろ反落場面?日立の全株売却報道で乱高下
エルピーダメモリ<6665>(東1)は続伸。290円高の3540円まで買われている。 当サイトでも既報したとおり、先週27日に1位株主の日立製作所<6501>(東1)が、保有するエルピーダ株1280万株(発行済み株式数の9.9%)を全株売却する方針と報道された。 ふつうなら需給悪化となる場面だが、一部では逆に底値の拾いどころと見る向きもあり、買いが入っているもようだ。信用残は約2.7倍の買い長となっている。中期ではともかく、目先、調整が入る場面か。
日立電線は3日ぶりに反発、悪材料出尽くしCOF事業に対する期待感から
日立電線<5812>(東1)は、2円高の378円と3日ぶりに反発している。前週28日、2008年3月期業績予想の修正を発表、純利益が下方修正となったものの、悪材料出尽くしから堅調な動きとなっている。売上高と経常利益は従来予想を据え置くも、純利益はチップ・オン・フィルム(COF)事業の業績回復が見込めないと判断、製造設備の減損損失を計上し、従来予想を23億円下回る108億円(前期比25%増)に修正した。カシオが完全子会社化するカシオマイクロニクスから液晶用部品事業を譲り受けることで、COF事業規模は現状の...
当サイト注目の郵船航空サービスは、優良企業株なのに、なぜに割安・安値圏で足踏み?
当サイト28日付け『引け後のリリース、明日の1本』で取り上げた、郵船航空サービス<9370>(東1)は続伸。寄り後は13円高の1333円まで買われている。 当サイトで取り上げた中期経営計画に加え、今朝の日経新聞で「全日本空輸<9202>(東1)など航空・物流3社が4月1日に設立予定の、国際航空貨物新会社に、郵船航空サービスなど物流3社が新たに出資することが分かった」と報じられた。新会社に参加する物流5社の日本発の国際航空貨物に占めるシェアは5割を突破し、欧米大手に対抗する一大勢力になるという。 郵船航空サービスのチャートを見ると、17日につけた上場来安値1066円を底に反発しているものの、まだまだ安値圏にある。業績堅調、好財務、堅い大口株主…の優良企業株なのに、現在のPERは7倍台と、超割安にとどまっている。信用...
ヘアサロン向け化粧品首位のミルボンは1Q好決算でギャップアップも、まだまだ安値圏
美容サロン向けヘア化粧品のトップメーカー、ミルボン<4919>(東1)はギャップアップ。74円高の2055円で始まっている。 先週末28日の大引け後に、第1四半期(2007年12月21日~2008年3月20日)決算を発表した。売上高40億9000万円(前年同期比4.0%増)、経常利益7億0900万円(同32.9%増)、純利益4億0400万円(前年同期は1億6500万円の損失計上)。 12月通期連結業績予想は、売上高187億7500万円(前年比4.0%増)、経常利益34億7000万円(同5.8%増)、純利益20億3000万円(同31.6%増)...
ファーストリテイリングが5日続伸、中国主要都市にユニクロ100店体制築く計画
ファーストリテイリング<9983>(東1)が、20円高の8680円と5日続伸となっている。前週29日、同社が北京の代表的な繁華街「西単」にカジュアル衣料専門店「ユニクロ」を開業したと日本経済新聞社が報じている。北京からは一度撤退しており、再進出した格好。香港を含む中国での店舗数は18になった。8月の北京五輪に伴う消費ブームの広がりをにらんで出店を強化し、2013年までに香港を含む中国全体で100店体制を築く計画という。株価は、前週末の28日に8740円まで買われ、1月17日の高値8710円を上回りモミ合い放れの動きと...
TOTOは「家庭用燃料電池参入」報道で続伸。信用買い残も多く950円フシ上抜けへ
TOTO<5332>(東1)は続伸。寄り後は26円高の957円まで買われている。 今朝の日経新聞で「TOTO、燃料電池事業へ参入売上高」「家庭用で100万円」「普及へ価格3分の1に」「陶器技術を応用、2011年度発売」と報じられた。 チャートを見ると、現在の950円ラインはひとつのフシだが、これを上抜けそうな勢いだ。信用残は約0.1倍の売り長となっており、買い戻しも続伸を加速させそうだ。
復配銘柄に「第2の鬼ゴム」も、4月も配当取りはビッグ・イベント?
浅妻昭治のマーケット・センサー 3月相場のビッグ・イベントといえば、25日の3月期決算会社の配当取りとつい前週末28日の期末の「お化粧買い」である。米国の金融不安、相場波乱に日銀総裁の後任空席、道路特定財源の暫定税率期限切れなどの国内政局の空転が加わり、相場の急落さえ覚悟したピンチで強力なブレーキ役となったからだ。 とくに25日の配当取りでは、日経平均株価は265高となり、17日の安値からは9%も反転させた。配当落ち分が、100円強とバブル崩壊後最大になったことで明らかなように、ロームが記念配当を増配した...
丸紅に悪材料表面化、800円の上値のフシ接近で売り方は絶好の攻勢場面
元社員関与報道で影響は避けられない 丸紅<8002>(東1)に悪材料が表面化、株価は上値のフシの800円へ接近していることから格好の売り攻勢となりそうだ。悪材料とは、同社発行の保証書が「偽造」によるもので、これを信じたリーマン・ブラザーズの日本にある関係会社が約240億円もの投資資金が回収不能になっているというもの。マーケットでは、「報道では、丸紅側はわれわれ自身も被害者と言っているが、丸紅の社員(今は解雇)が関わっていたというから、呑気なことを言っておれない。影響は避けられない」との見方。 最近のマーケットは悪材料に非常に敏感となっている。しかも、同社株はピークからみれば信用買残が減ったとはいえ、現実の業績好調に支えられているため高水準にある。この点をカラ売り筋が突いてくるのは確実で、とくに、世界を相手にビジネスを展開する同社の「信用力」にキズがつき一時的にせよ業績へ影響の出ることも予想される。今年1月の554円を切るかどうかがポイントとなるだろう。
日綜合地所、AEDをヴェレーナに設置
日本綜合地所<8878>(東1)は、新室細動の治療に使用される自動体外式除細動器(AED)を、同社マンションに装備していく。08年3月下旬引渡済のヴェレーナ西東京東町(東京都西東京市東町6丁目44番)から、今後引き渡される「ヴェレーナ」マンションシリーズに設置していく。既存マンションへの設置予定は無い。同社は、新築ヴェレーナ1棟毎にAEDを1台ずつ設置していくことで、入居者が安心して住む環境を整える。 新室細動は、心臓がけいれんを起こすことで、血液を流すポンプ機能を失った状態。発症から治療まで1分遅れるごと...
モリモト 急成長の要因は、賃貸事業の本格化
モリモト<8899>(東2)は、2月27日に東証2部に上場した。以後、株価は公募価格3400円を上回ることなく右肩下がりのトレンドとなっている。不動産セクターに属することで、サブプライムローンの影響により、業績が悪化するのではとの不安感が株価に反映しているのだろう。しかし、業績は好調で、今期も最高益更新を見込んでいる。5月の決算発表で、このような不安も払拭されると期待したい。 同社は、不動産分譲と賃貸不動産開発の2事業を中核としている。08年3月期連結売上予想は、04年3月期の2倍超の1213億円が見込...
セブン銀行 新規上場企業だが、格付けは既にトップクラス
セブン銀行<8410>(JQ)は、28日に7000円安の21万3000円で引けたものの2月29日の上場以来右肩上がりのトレンドを形成していて、投資家の期待を裏切らない株価となっている。 同社は、イーバンク銀行、ジャパンネット銀行、ソニー銀行とともに銀行業務に新規参入した銀行の一つ。セブンイレブンの店舗にATMを設置し、カードを発行している金融機関からの手数料収入が主な収入である。参入当時このビジネスモデルは成り立たないと危惧されていたが、3年で単年度黒字化、5年目で投資資金の回収に成功している。 当初、金...
インテージ 合弁会社がタイ国投資委員会(BOI)より認可を取得
インテージ<4326>(東2)は、28日の引け後に合弁会社インテージ・タイがタイ国投資委員会(BOI)より申請を認可するとの通知を受けたと発表した。 認可取得が当初予定より遅れたため、営業開始時期の変更となるものの、認可取得したことで、東南アジア地域における市場調査への道が開け、国際戦略が更に進展するものと期待される。 今後の計画は、4月中に同社とリサーチダイナミクス社による合弁契約の締結を行い。5月15日に会社設立を登記し、同日より営業を開始する予定である。 合弁会社の商号は?インテージ・タイとし、株主...
デジタルハーツの宮澤栄一社長に『経営への思い』を聞く
デジタルハーツ<3620>(東証マザーズ)は、デバッグ(Debug=ソフトの不具合を検出)サービスを展開する企業。2003年10月に株式会社に組織変更、その4年4ヶ月後の今年2月に株式を東証マザーズにスピード上場した。プロの作詞家から実業家に転じた宮澤栄一社長の人生、経営への熱い思いは「心」。「われわれの会社は"心"を持った集団です。社名のハーツは心そのものです」という宮澤栄一社長に『経営への思い』を聞いた。(2008.03.13)>>インタビューの詳細を見る
【来週の相場展望】一気に1万4000円へ突っかける可能性も
日経平均は週末の28日に1万2874円まであり、去る17日のザラバ安値1万1691円から10.1%上昇した。「10%転換法」を用いれば、相場は底値を確認し戻り相場へ転換したことになった。 とはいっても1万3000円前後には「30日線」が位置しているので、すんなりとはいかないだろう。一度、30日線水準へ突っかけて、その後の動きが底堅いようなら、次のフシの1万4105円(2月27日)へ挑戦となる可能性は強い。 来週は、4月の新年度入りということで、機関投資家、外国人投資家が動...