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株式投資、株を買うってどういうこと?

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 会社に対する持分や所有者としての権利のことを株式といいます。

株式を目に見える形に具体化したものが株券で、その持ち主が株主です。株式投資とは、株券を通じて株主、つまりオーナーとしての地位や権利を売買することです。

株式(株券)は、会社が事業に必要な資金を調達する際に、資金の出し手である出資者に発行します。出資者は、もうかる見込みのない事業にお金を出したくはありません。

一方、採算性が高く、普及すると世の中を便利にする製品やサービスにはお金を出して応援したくなるはずです。

株式投資には有望な事業への資金提供で会社を育てるという意味があります。

株式投資には、どんな会社の株式が買えますか?

 ふつうは、証券取引所の上場している株式を売買の対象にします。証券会社に口座を開設すれば売買できます。

証券取引所は、現在、東京、大阪、名古屋、福岡、札幌の5箇所と、比較的小さな新興企業が、主に上場するジャスダックの計6箇所です。上場企業数は、2006年3月末で約3800社です。

 

株式投資するとどんな利点がありますか?

 株式投資の最大の魅力は、投資先の企業が成長した結果、得られる値上がり益(キャピタルゲイン)です。

例えば、果実酸大手で電子材料も手がける扶桑化学工業が2001年5月に店頭市場(現ジャスダック)に上場して、初めて売買が成立したときの価格である初値は1800円でした。2006年1月には上場来高値の5080円を、初値と比較すると、約2.8倍に達しました。

これはあくまで成功した例です。値上がり益以外の利点として、配当や株主優待、株式分割があります。配当は、会社が稼いだ利益を株主に分配することで、一株にいくらと配当額を決めます。自社の製品やサービスを中心に提供するのが株主優待です。

株式分割とは、発行済み株式を一定の比率で分割する制度のことです。既存の株主はコストをかけずに、保有する株式を増やせます。理論上は分割比率に応じて株価も下がりますが、配当金額が分割前と同じなら、実質増配になるなどの利点があります。

株式投資のディトレードって?

 インターネット経由で1日に何度も売買する「ディトレーダー」と呼ばれる個人投資家の中には、売り買いを頻繁に繰り返し、1日で大もうけする人もいます。

ただ短時間で売買の決断をしなければならないので、初心者が株式投資として、真似すると、損をする場合が多いのです。

初心者に限らず、株式投資には長期投資のほうが成果が良いとの声は多く聞きます。日本個人投資家協会では、「株式投資で失敗する3条件」として、@短期 A人気 B不勉強を挙げています。

つまり、@短期間で、A人気(すでに買われて高値圏にある銘柄)に、B企業の中身を何も勉強せずに投資することは失敗のもとです。米著名投資家のウォーレン・バフェット氏も長期投資の株式投資で高い収益を上げています。

長い視点で資金を提供して会社を育て、その結果として、利益を得るのが株式投資の基本です。初心者が株式投資するなら長期投資から始めるのがいいのではないでしょうか。

たとえば、1997年に店頭市場(現ジャスダック)に上場したヤフーは、2006年4月までに、合計で13回、一株を二株にする株式分割を実施しました。

仮に、上場時に一株を購入し、売却せず持ち続けたとすれば、今では8192株保有している計算です。2006年4月の終値(6万6400円)で計算すると、約5億5千万円に相当します。

 

株式投資でも投資信託なら専門家が運用

 小口資金を集めて、専門家が選んだ銘柄で運用する投資信託という金融商品もあります。株式のみで運用するものを株式投信といいます。投資先が複数の株式に分散するので、個別銘柄の株価変動に収益が影響されにくいなどの利点もあります。

専門家でも、運用に失敗して、資産が目減りする可能性もあります。投信は、預貯金と違って、元本を保証するわけではないのです。運用方針や投資する銘柄の特徴が分かるほどの知識は必要です。

会社の財務諸表、決算書を勉強するなら、こちらをごらんください。

 

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